「最近の子は手足がスラっとして身長が高くなった」と感じる方は多いと思いますが、本当にそうなのでしょうか?
過去100年間(1900年~2000年)の日本人の世代別平均身長の推移を見ると、各世代で明らかに高くなってきていることが分かります。10歳男子でみるとこの100年間でプラス15.2cm、18歳女子でプラス16.4cmもの変化です。
最近の子が大きくなったと感じるのも当然です。では、なぜこの100年間で日本人の平均身長は高くなってきたのでしょうか?
遺伝に関して言えば、DNAレベルでこの100年で大きな変化があったとは考えにくく、そのため、この身長の伸びは、外部環境・生活習慣(特に栄養状況)が劇的に改善されたことが大きな要因であると考えられています。
大きな身体を造るには、やはりバランスよい食生活が重要です。バランスの良い栄養摂取を中心とした生活習慣の改善を心がけて、身長が伸びる可能性を高めましょう。